個人投資家・有限亭玉介:トレンドの明暗を分ける決算期を後目に強いチャートを築く銘柄に注目中【FISCOソーシャルレポータ
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:トレンドの明暗を分ける決算期を後目に強いチャートを築く銘柄に注目中【FISCOソーシャルレポータ
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年11月5日10時に執筆
さて、いよいよ日米両国で選挙を終えて、決算シーズンに突入しました。円高へ向かうと思われていた為替も円安を維持しておりますので、為替差益による上方修正も期待できますな。先行き不透明な世界情勢のなかで、業績が底堅い企業は見逃せませんねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
それにしても日本の政治は不安定ですねぇ。日本株のボラティリティが高まる一方で、米国株の好調に助けられている印象はあります。新大統領が誕生した直後の11月6日・7日のFOMCを経て、米国株の様相も変わるかもしれませんな。
10月末の日銀金融政策決定会合の様子ですと、利上げの可能性を含んで12月の金融政策決定会合を迎える事になります。いやはや、インフレや円安とは言っても24年9月分の消費者物価指数(生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数)は、前年同月比2.1%ですからねぇ。長年インフレ率2%を目標としてきたのに、なぜデフレに戻したいのか理解に苦しみます。
ただ、当然ながら日銀の利上げを株式市場は織り込み済みでしょうし、石破ショック後も日本株は想像以上に持ち堪えています。強気とは言い切れないものの、決算シーズンで改めて日本企業のパフォーマンスが見直される良い機会となりそうです。
外部環境が悪化しても業績が堅調な銘柄は底堅く推移するでしょう。ただ、直近の決算だけでなく中長期での業績予想も重要ですな。国の政策の方向性、為替、政策金利など不確定要素は多いものの、その中でもしっかりと上昇トレンドを形成している銘柄というのは投資家が自信を持って保有している銘柄という事になるかもしれません。今回はそんなチャートに先高感が出ている銘柄に注目してみましたよ。
来年1月から値上げの発表が好感された山崎製パン<2212>は、底値から窓を開けて動意しました。さらに来年1月1日出荷分から値上げを発表しており、好感されております。チャートは100週移動平均線まで調整していたところからの反発のカタチです。このまま下値を切りあげられるかと監視していきたいと思います。
遺伝子疾患治療薬の研究開発を手掛けるモダリス<4883>は、先天性筋ジストロフィー1a型(LAMA2-CMD)治療薬候補「MDL-101」が米国食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ指定(希少疾病用医薬品指定)を受理したと発表しました。業績は軟調でも、しっかり技術力のあるバイオ株は注視したいですねぇ。
直近で下値を切り上げているフィル・カンパニー<3267>は、10月10日の決算発表が黒字転換した事が好感されました。貸し駐車場の上を利用した「空中店舗」の企画・運営・建築を手掛ける同社は、政治や海外の地政学リスクなどの影響を受けにくいビジネスかと思われます。
ヘアケア用品を展開するI-ne<4933>は、10月23日に化粧品メーカーのトゥヴェール及び美容家電の開発を手掛けるTtradingの株式を取得すると発表後、動意しました。チャート(日足)は底値圏からじわじわと上昇基調へ向かうか監視中。
9月25日にサプライズ的な業績発表が好感された日本電子材料<6855>は、半導体関連としてチェックしております。世界的な景気減速の懸念から、半導体などのハイテク株は落ち着いていましたが、やはりAI向けデータセンターなどへの需要は底堅いと改めて見直されている模様。同社にも出遅れで資金が流入する可能性があるか。
最後はスキマバイトで知名度が高いタイミー<215A >です。24年7月に上場後の過熱感が落ち着いて、底値圏から再び買いが流入しております。人手不足が懸念される業界や地方自治体と提携し、順調に業績拡大しているようですな。チャート(日足)は25日移動平均線を上回ってこれるか…と監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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