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新興市場銘柄ダイジェスト:エイチエムコムは反発、モブキャストが大幅続落

2025年10月30日 17:01 銘柄/投資戦略

*17:01JST 新興市場銘柄ダイジェスト:エイチエムコムは反発、モブキャストが大幅続落 <3195> ジェネパ  700  +28
大幅続伸。伊藤忠商事と機能性繊維技術を基盤としたアパレル向け機能性繊維の共同開発及び共同販売のための基本合意書を締結したと27日に開示し、29日もストップ高買い気配で引けたが、引き続き材料視されている。同社のPCMリヨセル繊維や窒化ホウ素複合素材の技術をもとに、伊藤忠と共同でアパレル製品向けの接触冷感・持続冷感機能を有する新素材を開発・商品化を行う。26年春夏シーズンでの一部製品化及び27年春夏シーズンでの全面展開を目標としている。

<265A> エイチエムコム  1027  +38
反発。JFEエンジニアリングおよび東京センチュリーによる共同出資会社であるSecondSightと、LNG気化プラントにおける設備監視業務の高度化を目的とし、異常音検知AIアプリ「FAST-D」を静岡ガスグループの清水エル・エヌ・ジーへ提供することを発表し、好材料視されている。約3か月間の共同実証実験を通じて、設備異常に起因する異音を人の聴覚や経験に頼ることなく的確に検知できることを確認できたことから、今回設備監視業務への本格的な活用を目指して実運用を開始する。

<3664> モブキャスト  51  -4
大幅続落。子会社ゆとりの空間が公式ECアプリを公開した。グループ化以降、収益性の高い自社ECの拡大を目的にYouTubeやSNSを活用したデジタルマーケティングを強化してきた。その成果としてクリエイターおよびブランド公式アカウントのSNSフォロワー数は累計200万人を突破。今回のアプリはオンラインショップと実店舗を結ぶOMOの中核施策で、買いもの体験をより便利で楽しいものへと進化させることで体験価値を高め、更なるエンゲージメント強化(リテンション・購買頻度向上)を図っていく。

<9166> GENDA  723  -2
続落。29日の取引終了後に、米Newo Enterprisesのアミューズメント施設運営事業を譲り受けることを発表している。Newo Enterprisesは米国フロリダ州においてアミューズメント施設及びミニロケを展開している。リゾートホテル内で拠点を運営しており、同社グループで米国ミニロケ事業を展開しているBarberio Music Company(米国テキサス州)とあわせ、ホテルやリゾート施設内におけるミニロケでのシェア増加、ネットワーク拡充を図っていく。

<4891> ティムス  139  +2
反発。SMTP化合物関連の特許が米国において成立したことを発表し、好材料視されている。当該特許は、21年5月11日付にて同社がBiogen MAへ譲渡をおこない、その後、24年1月11日付にてBiogenからCorxel Pharmaceuticals Hong Kongへ譲渡された知的財産権を構成する特許の一つであり、米国において23年12月に成立した特許の分割特許である。また、関連特許(同じパテント・ファミリーに属する特許)は、日本においては24年5月2日に成立している。

<3793> ドリコム  461  -4
続落。29日の取引終了後に、26年3月期第2四半期の業績を発表し、これを嫌気した売りに押されている。売上高は82.38億円(前年同期比105.0%増)と増収も、経常損失が6.16億円(前年同期は経常損失3.54億円)と赤字幅が拡大した。主力のゲーム事業において、新規タイトルによる貢献があったが、自社配信タイトルの売上増加に伴う変動費(支払手数料等)の増加、及び新規タイトルのリリースに伴う固定費(ソフトウエア償却費・広告宣伝費等)の増加によりセグメント損失を計上した。 <ST>

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