東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か
2025年10月22日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を見込む。前日21日のダウ平均は218.16ドル高の46924.74ドル、ナスダックは36.87pt安の22953.67ptで取引を終了した。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を見込む。このところプライム市場との相関性が低下、上昇相場で蚊帳の外に置かれているが、日足一目均衡表の転換線や5日移動平均線が下値として意識されつつあり、底打ちも意識されつつある。あらためて高市新首相への期待感が高まりそうなほか、固有悪材料が乏しく、相対的な出遅れ感も強いことから、循環物色的な資金の流入にも期待したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt高の726ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。
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