日経平均は680円安でスタート、三菱UFJやトヨタ自などが下落
2025年03月31日 09:28
市況・概要
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;36440.18;-680.15TOPIX;2709.86;-47.39
[寄り付き概況]
3月31日の日経平均は前営業日比680.15円安の36440.18円と大幅に3営業日続落でスタート。28日の米国市場でダウ平均は715.80ドル安の41583.90ドル、ナスダックは481.04ポイント安の17322.99で取引を終了。トランプ政権の関税を警戒した売りや、連邦準備制度理事会(FRB)が注目のPCEコア価格指数が予想以上に加速したためインフレ警戒感から、寄り付き後、下落。さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだと同時に、期待インフレ率も上昇したためスタグフレーション懸念も強まり、一段と売りに拍車をかけた。終盤にかけ、下げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物は大阪比630円安の36380円。本日の日経平均は売りが先行。その後も下げ幅を拡大し、1200円超の下落となっている。4月2日に相互関税の詳細が公表される予定であり、東京市場でも様子見ムードが強まっているようだ。
東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三菱重工業<7011>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、川崎重工業<7012>、東エレク<8035>、日立<6501>など全面安の展開。業種別では、保険、非鉄金属、石油石炭などが下落率上位で推移。
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