東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
2025年09月11日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。前日10日のダウ平均は220.42ドル安の45490.92ドル、ナスダックは6.57pt高の21886.06ptで取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスとなり、インフレ減速があらたに証明されたため利下げ期待に寄り付き後、上昇。過去最高値付近から利益確定売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて金利安に支えられプラス圏を回復、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。まちまちだった米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯となりそうだ。米金利安やナスダック高は支援材料だが、直近はプライム市場選好機運が高まっているほか、利益確定売り圧力も強く、手がけにくい状況となっている。一方、日足のパラボリックが陽転したことに加え、週足一目均衡表の転換線や13週移動平均線が下値サポートとして機能しており、テクニカルは買いに分がありそうだ。引き続き、プライム市場に対し劣後した動きとなるか留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の770ptで終えている。上値のメドは780pt、下値のメドは760ptとする。
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