年間400件の取材を通して発見した優良穴場銘柄
*14:58JST 年間400件の取材を通して発見した優良穴場銘柄
---※7月16日公開
年間400件超の上場企業IR取材を実施し、経営層やIR担当者から直接ヒアリングを行っている。その経験を踏まえ、以下の条件をもとに「優良穴場銘柄」を選定した。
■スクリーニング条件
・年間400件以上の取材対象から選出
・PBR1倍割れ改善に積極的
・配当利回り3%以上
・業界内でニッチポジションを確立
大企業や取材を受けない企業は除外し、あくまで取材で得た生の声を重視している。今回は4社のうち2社を紹介。
(1)コスモエネルギーホールディングス<5021>
・石油精製販売・開発・化学・再エネの4事業を展開
・国内の石油製品販売数量は減少も成長
・化学事業では世界トップクラスの生産能力を保有、再エネでは風力や国産SAF量産に強み
・株主還元方針は総還元性向60%以上、安定配当を重視
・石油収益基盤を維持しつつカーボンニュートラル投資を進め、持続的成長と資本効率向上を狙う
(2)テイカ<4027>
・PER12倍台・PBR0.5倍台・配当利回り3%
・機能性材料(酸化チタン・機能性微粒子)と電子材料・化成品(導電性高分子薬剤・圧電材料)が主力
・化粧品用微粒子で世界シェア5割超、医療用超音波診断機向け圧電材料も世界シェア拡大中
・中計では2027年に売上高680億円・営業利益60億円を目標
・EV化やAI普及に伴う需要増へ対応、生産能力増強と新製品開発を推進
・長期的には営業利益率15%以上、ROE12%以上を目指すニッチトップ銘柄
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