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東証グロース市場250指数先物概況:外部環境を警戒し続落

2025年01月06日 16:30 市況・概要

*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:外部環境を警戒し続落 1月6日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比11pt安の625pt。なお、高値は637pt、安値は621pt、日中取引高は3329枚。先週末の米国市場のダウ平均は5日ぶりに反発。良好な成長期待に、寄り付き後、上昇。その後も12月ISM製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が今年の経済成長を楽観視していることを明らかにしたことも相場を後押しし、続伸した。また、半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がさらに相場を支援したほか、下院議長選で、現職のジョンソン氏が再選し、政治混乱回避で安心感が広がり、終盤にかけ上げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の635ptからスタートした。連休中の米国株が平穏な値動きとなった事から、小動きで始まったものの、すぐに下落。一部で、バイデン大統領によるUSスチール買収中止命令による日米関係悪化懸念に加え、トランプ次期政権による関税引き上げや移民規制強化など米国第一主義を警戒した売りも観測され、下げ幅を拡大。続落となる625ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではカバー<5253>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。

<SK>

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