欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東情勢の不透明感でドル買い継続
2026年04月20日 17:25
市況・概要
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東情勢の不透明感でドル買い継続
20日の欧外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。原油相場は下落も、中東情勢の不透明感は払拭されず、ドルは売りづらい地合いとなる見通し。一方、日銀の追加利上げ観測後退で円売りに振れ、ドルは下げづらいだろう。
前週末の取引でアラグチ・イラン外相がホルムズ海峡の全面開放を表明し、NY原油先物(WTI)は1バレル=90ドル付近から一時80ドル付近まで急落。それを受けドル売り優勢の展開となり、ユーロ・ドルは1.1850ドル付近に強含み、ドル・円は157円50銭台に軟化した。その後は米国とイランの和平協議に向け不透明感が意識され、ドルは買い戻されている。週明けアジア市場は日経平均株価の急伸で円売りに振れ、158円後半で下げ渋る展開となった。
この後の海外市場は中東情勢にらみ。米国とイランの和平協議開催の可能性は消えていないため、ドル売り先行。ただ、イランの核開発に関して両国の主張には隔たりがあり、合意を見極めようと過度なドル売りは抑制されよう。一方、今週発表の小売売上高やPMIは改善が予想され、スタグフレーション懸念によるドル売りは後退。一方、日銀金融政策決定会合を来週に控え追加利上げは遠のき、円売り継続。もっとも、高値圏では為替介入への警戒感からドルの上昇は抑制されよう。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 加・3月消費者物価指数(予想:前年比+2.6%、2月:+1.8%)
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