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新興市場銘柄ダイジェスト:テックファムは反落、イードが急騰

2025年05月23日 15:37 銘柄/投資戦略

*15:37JST 新興市場銘柄ダイジェスト:テックファムは反落、イードが急騰 <4397> チームスピリット  422  +4
反発。ワークデイとイノベーションパートナー契約を締結したことを発表し好材料視されている。今回の契約締結により、大企業向けクラウド勤怠管理システム「TeamSpirit Enterprise」と、ワークデイが提供するクラウド型人材管理プラットフォーム「Workday ヒューマンキャピタルマネジメント」が連携したソリューションを提供し、人的資本経営の実現に不可欠なデータの可視化と活用を促進することで、多様で健全な働き方の実現を支援し、顧客企業の持続的な成長を後押しするとしている。

<6038> イード  950  +94
急騰、年初来高値更新。22日の取引終了後に株主優待制度の拡充を発表し、これを好感した買いが優勢となっている。25年2月26日に会社創立25周年記念株主優待(25年6月30日基準日)の実施を発表していたが、26年6月30日基準日以降も株主優待制度を継続し、さらに継続保有要件を付けて拡充する。毎年6月末日を基準日とし、500株以上を保有する株主を対象に、継続保有期間に応じてQUOカード1万円分または1万5000円分を贈呈する。

<6034> MRT  696  +5
もみ合い。ベトナムにおいて医療DXサービスを提供するLea Bioと資本業務提携契約を締結したことを発表、好材料視されている。今回の提携では、MRTからは日本の医師、医療機関、日本の行政機関とのネットワークを、Lea Bioからはベトナムの医師、医療機関、ベトナム保健省のネットワークを相互に繋げ、販路開拓支援および各プラットフォームへの誘導・利用を促進する。同堤携に合わせて、LeaBioの第三者割当増資をMRTが引受ける(発行済株式総数約4%、総額2,000万円)資本提携を行う。

<3625> テックファム  857  -32
反落。講師主導のXR研修を支援するデバイス一括管理ツールを開発したことを発表した。製造業・教育業界を中心にXR活用が拡大する中、集合型VR研修をよりスムーズに運営できるもので、講師が受講者のデバイスを一括操作して視点をリアルタイムでモニタリングでき、現場でのオペレーションを大幅に効率化。リアルタイム視点共有、ワンクリック操作を実現し、VR研修の新たなスタンダードを目指す。25年7月開催の「XR総合展」にて初公開予定となっている。ただ、株価への反応は限定的となっている。

<1436> グリーンエナ  2155  -23
続落。22日の取引終了後、連結子会社グリーンエナジー・ネックスと関西電力が設立したファンドが出資する特別目的会社との「太陽光発電所設備の売買に関する基本契約」締結を発表している。同社グループにおいて太陽光発電所の開発を担うネックスは、SPCに対し太陽光発電所を供給することについて合意し、同基本契約を締結した。この契約により、SPCは安定的な太陽光発電所の取得が可能となり、同社グループも中長期的な供給先の確保を実現できる、双方にとって意義のある契約としている。

<4011> ヘッドウォーター  3150  -90
反落。AIエージェント基盤の導入推進顧客向けにカスタムMCPサーバー導入ハンズオンラボサービスを開始した。同サービスは、Microsoft AzureやMicrosoft 365 Copilot環境におけるAI活用、AIエージェントの試行開発を目論む顧客企業に向けて、同社の専任ソリューションエンジニア、AIエージェントコンサルタント、Pythonエンジニア、スクラムマスターなど顧客企業専用の体制を構築して、生成AIの活用習熟度に合わせた伴走型支援サービスとなっている。 <ST>

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