【市場反応】米・先週分新規失業保険申請件数/4月貿易収支/Q1非農業部門労働生産性確報値、ドル戻り鈍い
*22:58JST 【市場反応】米・先週分新規失業保険申請件数/4月貿易収支/Q1非農業部門労働生産性確報値、ドル戻り鈍い
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(5/31)は8000件増の24.7万件となった。前回23.9万件から減少予想に反し、増加し昨年10月来で最大となった。失業保険継続受給者数(5/24)は190.4万人。前回から増加予想に反し減少した。
同時刻に米商務省が発表した4月貿易収支は-616億ドル。赤字幅は3月1383億ドルから予想以上に縮小し2023年9月来で最小となった。
1-3月期非農業部門労働生産性確報値は前期比年率-1.5%と予想外に速報0.8%から下方修正され22年4-6月期以来で最低となった。同期単位労働コスト確報値は前期比+6.6%と予想外に速報+5.7%から上方修正された。昨年1-3月期来で最高。
欧州中央銀行(ECB)の利下げの影響もあり米国債相場は続伸。10年債利回りは4.3434%で推移した。ドルも戻りが鈍く、ドル・円は143円68銭まで上昇後、142円9銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1413ドルから1.1495ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3565ドルから1.3616ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数(5/31):24.7万件(予想:23.5万件、前回:23.9万件←24万件)
・米・失業保険継続受給者数(5/24):190.4万人(予想:191万人、前回:190.7万人←191.9万人)
・米・4月貿易収支:-616億ドル(予想:-660億ドル、3月:-1383億ドル←-1405億ドル)
・米・1-3月期非農業部門労働生産性確報値:前期比年率-1.5%(予想:-0.8%、速報:-0.8%)
・米・1-3月期単位労働コスト確報値:前期比+6.6%(予想:+5.7%、速報:+5.7%)
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