新興市場銘柄ダイジェスト:売れるGは反落、サンバイオがストップ安
*15:55JST 新興市場銘柄ダイジェスト:売れるGは反落、サンバイオがストップ安
<4011> ヘッドウォーター 4105 -45
続落。25日の取引終了後に、AIエージェントがプログラムを書く「AI駆動開発/バイブコーディング」内製化支援サービスの開始を発表している。度重なる検証によって蓄積されたAI駆動開発のナレッジは、大手企業のDX部門における内製開発チームのニーズに合致し、複数の大手企業からパイロットプロジェクトの受注が決定した。これを受けて、外販向けに「AI駆動開発/バイブコーディングCoE支援サービス」を発表するに至ったとしている。
<9235> 売れるG 1703 -96
反落。東京証券取引所(東証)が26日売買分から、信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた信用取引の臨時措置を解除した。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。また本日、連結子会社の売れる越境EC社が、粧美堂との戦略提携の一環として『TikTok Shop運営代行サービス』を正式に受注し、『TikTok Shop運営支援プロジェクト』を本格始動したと発表したが、上値は重い。
<4592> サンバイオ 2381 -500
ストップ安。25日の取引終了後に、アクーゴ脳内移植用注について一部変更承認時期の見通し変更を発表し、これを嫌気した売りが優勢となっている。同社はアクーゴの製造販売承認事項について一部変更承認申請を行い、承認時期を26年1月期第2四半期(25年5~7月)と想定していたが、今回申請を行ったことにより、当局の審査、部会を経て、26年1月期下半期(25年8月~26年1月)に承認取得となることを想定しているとした。その後、薬価収載を経た上で、アクーゴの発売を予定しているとしている。
<5253> カバー 2291 +40
反発。複数の倉庫拠点を集約する新物流センターの運用を本格的に開始したと発表したが、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。物流機能をトランスコスモスの物流センターに集約することで、在庫管理や入出荷オペレーションの柔軟性が高まり、データと商品の流れがよりシンプルかつ可視化された状態になった。これにより、SCM全体の効率化と品質管理の強化を実現し、さらなる顧客体験の向上を目指す。また、この取り組みは、同社の事業成長を支える基盤強化の一環であり、コスト削減効果も見込んでいる。
<166A> タスキHD 679 +5
続伸。グループ会社のZISEDAIが、クラウド型物件管理サービス「ZISEDAI LAND」において、営業AIエージェント「セールスZ」の開発とこれを搭載した不動産マッチング機能「ダイレクト売買」の提供を開始したことを発表し、好材料視されている。今回のリリースは本格稼働に向けた第1フェーズとして、同社グループの販売する物件を対象とし、AIエージェントの学習、成約実績やマッチングの精度、情報流通量の計測のほか、各種UI/UXの実証・改善を経て、順次機能拡大を目指すとしている。
<4167> ココペリ 480 -4
続落。25日の取引終了後に、タイに子会社を設立することを発表している。同社は、国内の中小企業が海外企業と言語の壁を超えてお互いの母国語で安心してビジネスマッチングを可能とする、海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」を25年6月20日にリリースしており、タイで「BIG ADVANCE GLOBAL」のサービスを開始するにあたり、同国における「BIG ADVANCE GLOBAL」を展開していくための子会社を設立するとしている。
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