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東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は底堅い展開か

2025年09月24日 08:05 市況・概要

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は底堅い展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後、底堅く推移しそうだ。前日23日のダウ平均は88.76ドル安の46292.78ドル、ナスダックは215.51pt安の22573.47ptで取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演待ちで寄り付き後、まちまち。金利の低下を好感しダウは一段高となった。その後、トランプ大統領が民主党指導者との会談をキャンセルしたため政府機関閉鎖懸念が強まったほか、パウエル議長が労働市場とインフレ両方のリスクを認め政策判断で困難な状況に直面していることを明らかにしたため下落に転じた。ナスダックはハイテクの下落に押され終日軟調。パウエル議長が「株価は相当高い」などの発言もあり、高値警戒感に終盤にかけ一段安となり、終了。下落した米株市場を横目に、本日の本日の東証グロース市場250指数先物は売り一巡後、底堅く推移しそうだ。米株安を受けて弱含みのスタートが見込まれるが、米国株や日経平均株価との相関性は低下しており、ローテーション的な買いが意識されそうだ。週足のストキャスティクスが低位にあるうえ、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限に触れたことから、反発機運が高まる可能性もあり、投資マインドの改善に期待したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の764ptで終えている。上値のメドは775pt、下値のメドは755ptとする。

<SK>

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