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株式会社ランディックス:決算説明会文字起こし(6)

2025年05月16日 17:18 銘柄/投資戦略

*17:18JST 株式会社ランディックス:決算説明会文字起こし(6) ランディックス<2981>

こちらは「スムーズマッチング」と呼んでいるサービスです。お客様に対して建築のコンサルティングを行い、複数ある建築会社の中から最適な会社をいくつか選定し、見積もりを取りながら無駄なコストの削減を図ります。

また、「このような間取りにするとリセールバリューが高くなります」といったアドバイスや、デザイン面でもお客様の希望に寄り添いながら、完成まで一貫して支援するサービスを提供しています。このサービスを通じて富裕層のお客様との関係を深め、2次ニーズ・3次ニーズへのクロスセルを展開していくことが、当社の強みです。富裕層に特化したクロスセル戦略を構築している点が、他社にはない優位性となっています。

当社が展開している収益物件シリーズにおいて、意匠権を取得しました。このシリーズでは、特定の外観デザインを採用しており、そのデザインに関する特許を取得したことになります。

借り手や購入者からの満足度が非常に高い点も特長の一つです。募集を開始すると、1ヶ月も経たないうちに満室となり、入居者の多くが女性である点も特徴的です。

当社は、立地の良さと安全性を兼ね備えた収益物件の開発に取り組んでいます。

こちらはサードプレイス事業です。先ほどご説明した通り、当社では特殊なエリアに、独自の価値を持つ物件を開発しています。

まず1つ目は、山梨県・河口湖の物件です。富士山が目の前に広がる素晴らしい立地に、著名なデザイナーによる建物を3棟建築しています。2つ目の案件は、千葉県館山での開発です。海が目の前に広がるロケーションとなっています。これらの物件は、外国人のお客様にも宿泊していただくことや、場合によっては所有していただくことも想定しながら開発を進めています。

当社では、AR技術の活用にも積極的に取り組んでいます。

通常、不動産会社に足を運んで住まいを探す場合、紙のチラシや平面図を見ながら物件を選ぶのが一般的です。当社では、AR技術を活用し、視覚的かつ立体的に物件を確認できるサービスを提供しています。このサービスはお客様から非常に好評をいただいており、ARを使って物件を確認できたことで安心して購入できたという声も多数寄せられています。

最後になりますが、中国語版サイトを開設しています。

現在、東京都内の富裕層エリアには、海外からの訪日客や外国人富裕層のお客様が数多く訪れています。これまで外国人のお客様は、主に純投資目的でタワーマンションを購入する傾向が強かったと感じています。

しかし最近では、長期滞在や永住を視野に入れて東京の不動産を購入する層が増えてきています。これまで価格が上昇してきた都心のマンションから、土地を保有する方向へと需要がシフトしており、この傾向は今年さらに加速すると見込んでいます。当社では現在、中国語をはじめ、韓国語や英語に対応できるスタッフを増員し、こうした海外のお客様にも的確に対応できる体制を整えています。

以上で、決算説明を終了させていただきます。今後も20%の成長を着実に目指しながら、株主の皆様のご意見にしっかり耳を傾け、対話を重ね、より良い会社づくりに取り組んでまいります。今後ともご支援いただけますと幸いです。ご清聴ありがとうございました。

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