JSH---25年3月期は売上高40億円目前の水準、地方創生事業と在宅医療事業いずれも21拠点体制に
*15:09JST JSH---25年3月期は売上高40億円目前の水準、地方創生事業と在宅医療事業いずれも21拠点体制に
JSH<150A>は14日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が39.67億円、営業利益が1.76億円、経常利益が1.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.44億円となった。同社は2025年3月期より連結財務諸表を作成しているため、2024年3月期の数値及び対前期増減率については記載がなされていない。
地方創生事業の売上高は25.08億円、セグメント利益は5.55億円となった。農園利用企業に対し、障がい者の職業能力の開発・向上への取り組みをサポートできる体制の整備を図るとともに、在宅医療事業における知見等も活用し、地域の医療機関や障がい者雇用の支援機関等との関係を強化した。また、障がい者雇用における企業の新たな付加価値創出に向けた提案営業を強化し、販路拡大を推進した結果、新規企業からの契約獲得及び既存のサービス利用企業からの追加契約獲得が順調に推移したことに伴い、新たに福岡県糟屋郡新宮町、熊本市南区奥古閑町、札幌市厚別区下野幌及び岡山市南区新保に農園を開園した。当連結会計年度末においては、長崎県、宮崎県、熊本県、佐賀県、福岡県、大分県、北海道及び岡山県にて農園21拠点で事業運営を行っている。
在宅医療事業の売上高は14.54億円、セグメント利益は1.64億円となった。組織再編に伴い、「地方創生事業」の区分であった「訪問看護ステーション コルディアーレ宮崎」、「訪問看護ステーション コルディアーレ大分」及び「訪問看護ステーション コルディアーレ佐賀」が加わるとともに、新たに岡山市南区新保に事業所を開設、東京都江戸川区一之江に営業所を開設及び1営業所の事業所との統合に伴う廃止を行った結果、当連結会計年度末においては、北海道、東京都、埼玉県、大阪府、宮崎県、大分県、佐賀県及び岡山県にて訪問看護ステーション17事業所及び4営業所の計21拠点での事業運営を行っている。
その他の売上高は0.05億円、セグメント利益は0.01億円となった。経営管理業務を受託した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.9%増の49.15億円、営業利益が同44.1%減の0.98億円、経常利益が同52.4%減の0.88億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同86.0%減の0.20億円を見込んでいる。
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