東証グロ-ス指数は4日ぶりに反発、主力株は高安まちまちで勢い弱いが値ごろ感を意識
*17:14JST 東証グロ-ス指数は4日ぶりに反発、主力株は高安まちまちで勢い弱いが値ごろ感を意識
東証グロース市場指数 873.07 +7.55 /出来高 1億1311万株/売買代金993億円東証グロース市場250指数 692.20 +6.30 /出来高7621万株/売買代金728億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに4日ぶりに反発。値上がり銘柄数は333、値下り銘柄数は190、変わらずは37。
18日の米国株式市場は反発。ダウ平均は201.94ドル高(+0.54%)の37468.61ドル、ナスダックは200.03ポイント高(+1.35%)の15055.65、S&P500は41.73ポイント高(+0.88%)の4780.94で取引を終了した。新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇、ダウは売りが先行し下落して始まった。下げが一巡するとプラスに転じ、午後にかけては堅調に推移。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが相場を支えた。
外部環境を材料に東証グロース市場は買い優勢で取引を開始。主力の東証グロース市場コアが高安まちまちで引き続き方向性には欠ける展開に。ただ、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに売買代金は膨らまなかったものの、値ごろ感を意識した買いが入り、両指数ともに反発となった。
個別では、「VALUENEX Radar Fusion」のテスター募集手掛かりにVALUENEX<4422>
がストップ高となったほか、「PwCコンサルティングと業務提携」報道が材料視されてモンスターラボ<5255>も大幅高となった。時価総額上位銘柄では、サンウェルズ<
9229>、ウェルスナビ<7342>、セーフィー<4375>が買われた。値上がり率上位には、ブレインズテクノロジー<4075>、yutori<5892>、エコナビスタ<5585>がランクイン。
一方、足元急騰していたアミタHD<2195>、モビルス<4370>が売られた。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、ジーエヌアイ<2160>が売られた。値下がり率上位では、ティムス<4891>、ベースフード<2936>が名を連ねた。
東証グロース市場Core指数では、サンウェルズ、ウェルスナビ、セーフィーのほか、MacbeeP<7095>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4075|ブレインズ | 979| 200| 25.67|
2| 5255|モンスターラボ | 319| 54| 20.38|
3| 6085|アキテクツSJ | 610| 100| 19.61|
4| 5892|yutori | 2697| 374| 16.10|
5| 4422|VALUENEX | 1126| 150| 15.37|
6| 7083|AHCグループ | 795| 100| 14.39|
7| 4811|ドリーム・アーツ | 3450| 410| 13.49|
8| 9237|笑美面 | 2244| 252| 12.65|
9| 5585|エコナビスタ | 3350| 300| 9.84|
10| 5256|Fusic | 3945| 335| 9.28|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2402|アマナ | 54| -10| -15.63|
2| 2195|アミタHD | 669| -75| -10.08|
3| 4891|ティムス | 263| -25| -8.68|
4| 4370|モビルス | 514| -39| -7.05|
5| 2936|ベースフード | 387| -27| -6.52|
6| 6182|メタリアル | 1135| -69| -5.73|
7| 3905|データセク | 629| -38| -5.70|
8| 4073|ジィ・シィ企画 | 793| -42| -5.03|
9| 4424|Amazia | 534| -27| -4.81|
10| 7048|ベルトラ | 553| -25| -4.33|
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