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金は12月FOMCの利下げ見通しに上昇へ サンワード証券の陳氏

2025年12月04日 16:40 銘柄/投資戦略

*16:40JST 金は12月FOMCの利下げ見通しに上昇へ サンワード証券の陳氏 皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は12月FOMCの利下げ見通しに上昇へ』と述べています。

続けて、『先週のNY金(2月)は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測の強まりを背景に上昇した。週終値は4254.90ドル。週間では4.30%上昇、月間では6.47%上昇した』と伝えています。

また、『1日のNY金は、米利下げ観測の強まりやドル下落に伴う割安感を背景に続伸。前週末比19.90ドル高の4274.80ドル。2日は、利食い売りに反落。前日比54.00ドル安の4220.80ドル』と伝え、『金相場は前日まで連騰し、前日の相場は中心限月の清算値ベースで10月下旬以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。その反動で、この日は利益確定の売りが優勢となった。金ETFは、1日に1050.01トンと10月23日以来の1050トン台となった』と解説しています。

次に、『トランプ大統領は2日、ホワイトハウスで開かれた会合で、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補としてハセット国家経済会議(NEC)委員長を紹介した。トランプ氏は既に候補を1人に絞ったと発言しており、ハセット氏が議長に就任する可能性が高まった』と述べ、『ハセット氏は利下げを主張するトランプ氏の意向に忠実とみられているため、同氏がFRB議長に就任した場合、来年の利下げが積極的に行われる可能性が高く、利子を産まない金に一段の強材料になろう。また、中央銀行の独立性に対する疑義もありドル安を招きそうで、これも金には支援要因になりそうだ』と示唆しています。

さらに、『3日には11月ADP全米雇用報告が発表されるが、民間の非農業部門就業者数は前月からの減少が見込まれており、12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待をいっそう高めそうだ。また、6日には9月米個人消費支出(PCE)物価指数も発表される、FRBが重視するインフレ指標のため、これらを消化して、来週の9、10日のFOMCを迎えるが、10月につけた過去最高値に向けて上昇しそうだ』と見解を述べています。

また、『OSE金に10月20日の高値22288円と28日の安値19413円にフィボナッチ比率を当てはめると、戻りの目安は、0.38倍=20506円、0.5倍(半値)=20850円、0.62倍=21200円が算定されるが、こちらも0.62倍戻しに達したことから、全値戻しが期待される。特に12月は年間での最高値をつける傾向(アノマリー)があるため一段高が期待されよう』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月3日付「金は12月FOMCの利下げ見通しに上昇へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


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