豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性
2025年08月09日 13:31
市況・概要
*13:31JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性
■反発、米9月利下げを想定して豪ドル買い
今週の豪ドル・円は反発。米9月利下げ観測が強まり、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りが観測された。この局面で米ドル・円は下げ渋り、週後半は株高を意識した米ドル買い・円売りが増えたことで豪ドル・円の取引でも円売りが優勢となった。取引レンジ:94円91銭-96円53銭。
■もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は8月12日に政策金利を発表する。市場は0.25ptの利下げを想定しており、利下げが行われても豪ドル売りが拡大する可能性は低いとみられる。ただし、7月失業率が市場予想を上回った場合、年内追加利下げを想定した豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・12日:豪準備銀行政策金利(予想:3.60%、前回:3.85%)
・14日:7月失業率(6月:4.3%)
予想レンジ:95円00銭-97円50銭
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