東証グロ-ス指数は3日続落、グロース全体はさえないがQPS研究所は大商いに
*17:06JST 東証グロ-ス指数は3日続落、グロース全体はさえないがQPS研究所は大商いに
東証グロース市場指数 865.52 -3.04 /出来高 1億1998万株/売買代金1181億円東証グロース市場250指数 685.90 -3.18 /出来高7372万株/売買代金801億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続落。値上がり銘柄数は210、値下り銘柄数は305、変わらずは47。
17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は94.45ドル安(-0.25%)の37266.67ドル、ナスダックは88.73ポイント安(-0.59%)の14855.62、S&P500は26.77ポイント安(-0.56%)の4739.21で取引を終了した。 小売売上高や住宅関連指標が予想を上回ったため、早期利下げ観測が大きく後退し寄り付き後、下落。その後も長期金利の上昇に連れ、下げ幅を拡大し、終日相場は軟調に推移した。終盤にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果がタカ派的な内容とならず金利も下げ止まると、下げ幅を縮小し終了。
米国株市場がさえないなか、東証グロース市場は前日終値水準で取引を開始した。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに前日比プラス圏で推移する場面も見られたが、買いは続かず。前日同様、東証グロース市場コアが弱く、売買は値動きが軽いQPS研究所<5595>に集中。グロース市場全体の売買代金は膨らまず、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに盛り上がりに欠ける地合いとなった。
個別では、昨年安値を割り込んだ関通<9326>が下げ幅を広げた。時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>
が売られた。値下がり率上位には、Globee<5575>、FフォースG<7068>、グッドパッチ<7351>が名を連ねた。
一方、ペットボトルキャップ循環利用などの実証完了が引き続き材料視されてアミタHD<2195>が続伸したほか、「VALUENEX Radar Fusion」β版のリリースに備えテスター募集を発表したVALUENEX<4422>も買われた。また、ベルトラ<7048>もJTBとの業務提携が評価されて大幅高となった。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、ispace<9348>が上昇。値上がり率上位では、雨風太陽<5616>、LAホールディングス<2986>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、GENDA、ispaceのほか、トライト<9164>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5616|雨風太陽 | 1600| 267| 20.03|
2| 4422|VALUENEX | 976| 150| 18.16|
3| 4370|モビルス | 553| 80| 16.91|
4| 4424|Amazia | 561| 80| 16.63|
5| 2986|LAHD | 5070| 700| 16.02|
6| 2195|アミタHD | 744| 100| 15.53|
7| 4075|ブレインズ | 779| 100| 14.73|
8| 9561|グラッドキューブ | 610| 66| 12.13|
9| 1447|ITbookHD | 371| 38| 11.41|
10| 9554|AViC | 871| 77| 9.70|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4413|ボードルア | 3275| -430| -11.61|
2| 4263|サスメド | 713| -86| -10.76|
3| 4055|ティアンドエス | 2309| -203| -8.08|
4| 2402|アマナ | 64| -5| -7.25|
5| 5575|Globee | 1285| -100| -7.22|
6| 7068|FフォースG | 548| -41| -6.96|
7| 9236|ジャパンM&A | 3265| -230| -6.58|
8| 5595|QPS研究所 | 1291| -87| -6.31|
9| 7351|グッドパッチ | 554| -34| -5.78|
10| 7373|アイドマHD | 1918| -117| -5.75|
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