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東証グロース市場250指数先物概況:小動きも5日ぶり反落

2025年05月01日 16:30 市況・概要

*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:小動きも5日ぶり反落 5月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日1pt安の674pt。なお、高値は678pt、安値は669pt、日中取引高は2680枚。前日30日の米国市場のダウ平均は続伸。ADP雇用統計が予想を下回り、1-3月期国内総生産(GDP)がマイナス成長に落ち込むなど低調な経済指標を嫌気した売りに、寄り付き後、大幅下落。国内経済の景気後退入り懸念も再燃し、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて、トランプ大統領がいずれ中国の国家主席と会談することになるとの言及に加え、政府が中国に関税協議を打診しているとの報道で対中貿易協議に楽観的な見方が広がったほか、財務長官がウクライナとの天然資源協定に署名の用意があるとしたため、相場は下げどまった。ダウはプラス圏を回復、ナスダックは主要ハイテク決算を控えた警戒感に上値が抑制され、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比2p高の677ptからスタートした。大型連休の谷間で市場参加者が少なく、前日終値を挟みながら小動き。5日移動平均線近辺での買い需要は強かったものの、高いところでは利益確定売りも多く、方向感の定まらない展開となった。日銀が、国内経済の先行きに対し、成長ペースの鈍化と下振れリスクが大きいとしたため、様子見ムードに拍車を掛け、5日ぶりの反落となる674ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やインテグラル<5842>などが下落した。

<SK>

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