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ミロク情報サービス---3Qも増収増益、各種ERP製品の販売が好調に推移

2025年02月06日 14:31 銘柄/投資戦略

*14:31JST ミロク情報サービス---3Qも増収増益、各種ERP製品の販売が好調に推移 ミロク情報サービス<9928>は5日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.9%増の347.38億円、営業利益は同7.5%増の48.90億円、経常利益は6.1%増の49.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9.7%増の35.62億円となった。

当第3四半期累計期間においては、会計事務所向け及び中堅・中小企業向け各種ERP製品の販売が好調に推移した。各種ERP製品の販売は、サブスクリプション型での提供へと移行しているためソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加した。

システム導入契約売上高は前年同期比1.6%増の183.93億円となった。ハードウェア売上高は同24.7%増の41.29億円、ソフトウェア売上高は同7.3%減の91.37億円となったが、これは主力ERP製品のサブスク化が進み、サービス収入に計上された影響と見られる。ユースウェア売上高は同4.0%増の51.27億円となった。

サービス収入は同14.6%増の136.71億円と2ケタの増収となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同1.7%増の19.53億円となった。ソフト使用料収入は、主力ERP製品のサブスク化が進み、同36.5%増の54.93億円と大幅な増収となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は同2.8%増の45.53億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同6.8%増の12.58億円、サプライ・オフィス用品は同8.5%増の4.11億円となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.5%増の455.00億円、営業利益が同10.3%増の67.40億円、経常利益が同7.0%増の67.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.7%増の44.40億円とする期初計画を据え置いている。

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