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後場の日経平均は11円安でスタート、オリンパスやソフトバンクGなどが下落

2025年06月25日 13:06 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38779.22;-11.34TOPIX;2772.86;-8.49


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比11.34円安の38779.22円と、前引け(38750.47円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38710円-38760円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=144.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ動きで0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は底堅い動きで0.8%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。昨日、日経平均が中東の緊張緩和を織り込む形で400円以上上昇した後、今日前場の日経平均が底堅く推移したことが市場の安心感となっているもよう。一方、イスラエル・イランの停戦合意が順守されるかなど不透明感が意識され、積極的に上値を追う動きにはなりにくいようだ。

 セクターでは、精密機器、石油石炭製品、その他金融業が下落率上位となっている一方、その他製品、電気機器、化学が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、オリンパス<7733>、ソフトバンクG<9984>、イオン<8267>、みずほ<8411>、三井物<8031>、ニトリHD<9843>、トヨタ<7203>、楽天グループ<4755>、IHI<7013>、伊藤忠<8001>が下落。一方、マイクロニクス<6871>、TOWA<6315>、イビデン<4062>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アシックス<7936>、三井E&S<7003>、三菱電<6503>、アドバンテスト<6857>が上昇している。

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