東証グロ-ス市場250指数は大幅続伸、投資家心理改善でリバウンド優勢
*18:13JST 東証グロ-ス市場250指数は大幅続伸、投資家心理改善でリバウンド優勢
東証グロース市場指数 710.69 +22.92 /出来高2億4546万株/売買代金1098億円東証グロース市場250指数 551.37 +17.58 /出来高1億8277万株/売買代金947億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅続伸。値上がり銘柄数は472、値下り銘柄数は98、変わらずは18。
6日の米国株式市場は反発。ダウ平均は294.39ドル高(+0.76%)の38997.66ドル、ナスダックは166.78ポイント高(+1.03%)の16366.86、S&P500は53.70ポイント高(+1.04%)の5240.03で取引を終了した。昨日の下落が行き過ぎとの見方に値ごろ感から買われ、寄り付き後、上昇。深刻な景気後退入りへの不安が緩和し投資家心理が改善したほか、キャタピラーなど一部主要企業の好決算を受け、相場は終日、買戻しが先行した。ハイテクも買われ上げ幅を拡大。終盤にかけて失速もプラス圏で終了した。前日の急反発に対する反動などから、グロース市場は売り優勢で取引を開始した。10時過ぎに、内田日銀副総裁が追加利上げ観測を打ち消す「ハト派」な発言を行ったことで、投資家心理が改善し、東証グロース市場コア20銘柄など主力株が買われる地合いに。グロース市場指数、グロース市場250指数ともにリバウンド優勢の展開となった。ただ、信用取引のダメージは残っており、売買代金は1000億円ほどに留まった。
個別では、前日に年初来安値を更新した株価二けた銘柄のUnipos<6550>に短期資金が流入し急騰。リネットジャパン<3556>も値ごろ感から買いが入りストップ高。
時価総額上位銘柄では、ライフネット<7157>、ジーエヌアイグループ<2160>、インテグラル<5842>が上げ幅を拡大した。値上がり率上位には、ランサーズ<4484>、リベロ<9245>、テックファームHD<3625>がランクイン。
一方、フーバーブレイン<3927>が一時ストップ安となったほか、サンクゼール<2937>、エッジテクノロジー<4268>も下落。時価総額上位銘柄では、カバー<5253>、BASE<4477>、スカイマーク<9204>が寄付きよりも弱く下落した。値下がり率上位には、サイバー・バズ<7069>、CaSy<9215>、マーキュリーRI<5025>がランクイン。
東証グロース市場コア指数採用銘柄では、ライフネット、ジーエヌアイグループ、フリーのほか、弁護士ドットコム<6027>、ティーケーピー<3479>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6550|ユニポス | 134| 34| 34.00|
2| 3556|リネットJG | 221| 50| 29.24|
3| 4484|ランサーズ | 197| 37| 23.13|
4| 9245|リベロ | 1559| 279| 21.80|
5| 7096|ステムセル研究所 | 1589| 256| 19.20|
6| 3625|テックファム | 481| 76| 18.77|
7| 4054|日本情報C | 638| 100| 18.59|
8| 4395|アクリート | 532| 80| 17.70|
9| 3727|アプリックス | 134| 20| 17.54|
10| 7352|TWOST | 702| 100| 16.61|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7069|サイバー・バズ | 1060| -93| -8.07|
2| 3927|F-ブレイン | 575| -50| -8.00|
3| 7031|インバウンド | 927| -73| -7.30|
4| 2937|サンクゼール | 1855| -143| -7.16|
5| 3777|環境フレンドリーHD | 27| -2| -6.90|
6| 7372|デコルテHD | 280| -16| -5.41|
7| 4268|エッジテクノロジ | 475| -27| -5.38|
8| 9215|CaSy | 838| -44| -4.99|
9| 7133|ヒュウガプライマ | 1345| -70| -4.95|
10| 5025|マーキュリーRI | 456| -18| -3.80|
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