DDグループ---A種優先株式の一部取得及び消却並びに既存借入金の借換を目的とするシンジケートローン契約締結を発表
*17:29JST DDグループ---A種優先株式の一部取得及び消却並びに既存借入金の借換を目的とするシンジケートローン契約締結を発表
DDグループ<3073>は12日、A種優先株式の一部取得及び消却並びに既存借入金の借換を目的とするシンジケートローン契約締結を発表した。
同社発行のA種優先株式の一部につき、DBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合より、同社定款第11条の6の定めに基づき金銭を対価として取得すること及び当該取得を条件として会社法第178条の規定に基づく消却を行うことを決定したと発表。
一部取得及び消却の対象となる株式はA種優先株式、取得及び消却する株式の総数は30,000株、株式の取得対価の内容は金銭、1株当たりの取得価額は104,069円80銭、株式の取得価額の総額は3,122,094,000円、取得及び消却の効力発生予定日は2025年2月28日。
同社は2022年2月28日に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、厳しい経営環境の下、自己資本の増強及び財務基盤の安定化のため、総額50億円のA種優先株式を発行。コロナ禍において経営合理化策及び「経営改善計画」を策定し、諸施策の実施により、事業面及び財務面での安定化のため、持続的な収支の改善に取り組んだことから、収益力が回復し自己資本が増加。このような状況により、A種優先株式の一部償還(取得及び消却)を実施するとしている。
また、同社は、上記状況を踏まえ、三井住友銀行をアレンジャー、横浜銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、広島銀行、高知銀行を参加金融機関(各トランシェにより異なる)とする総額124.39億円のシンジケートローン契約を締結すると発表。
既存借入金の借換を通じて、同社グループの財務基盤の一層の強化を図ることを目的としている。
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