東証グロ-ス指数は大幅反落、積極的な売買手控えられ昨日とは逆の展開に
*17:04JST 東証グロ-ス指数は大幅反落、積極的な売買手控えられ昨日とは逆の展開に
東証グロース市場指数 928.56 -14.86 /出来高 1億2230株/売買代金1758億円東証グロース市場250指数 739.11 -12.46 /出来高 9335万株/売買代金1596億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅反落。値上がり銘柄数は127、値下り銘柄数は402、変わらずは33。
12日の米国市場は上昇。ダウ平均は235.83ドル高(+0.61%)の39005.49ドル、ナスダックは246.36ポイント高(+1.54%)の16265.64、S&P500は57.33ポイント高(+1.12%)の5175.27で取引を終了した。2月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回ったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げの道のりが修正されることはないとの見方に、寄り付き後、上昇。終日、利下げ期待を受けた買いが続き、堅調に推移。エヌビディアなど半導体セクターの反発も手伝い、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し終了した。
ナスダックの上昇などを受けて、東証グロース市場はやや買い優勢で取引を開始した。寄付き後は、東証グロース市場指数、東証グロース250指数はともに前日比プラス圏で推移していたが、積極的な買いは続かず、買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮小し、前日比マイナス圏に突入。12日とは逆の展開となり、東証グロース市場指数、東証グロース250指数はともに弱い動きで、ほぼ前日比分の上昇を吐き出す格好となった。
個別では、時価総額上位銘柄のGENDA<9166>が引き続き売られたほか、yutori<5892>や、ブレインズテクノロジー<4075>も売り優勢となった。下落率上位銘柄では、ベストワンドットコム<6577>、カイオム<4583>、ブルーイノベーション<5597>がランクイン。
一方、Kudan<4425>、LaboroAI<5586>が引き続き買われたほか、防衛省から3億7000万円の大型プロジェクトを受注したACSL<6232>がストップ高となった。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>、MacbeeP<7095>が買われた。値上がり率上位銘柄では、地域新聞社<2164>、メディア工房<3815>、モイ<5031>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、JTOWER、MacbeePのほか、GMOフィナンシャルゲート<4051>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6232|ACSL | 857| 150| 21.22|
2| 2164|地域新聞社 | 881| 150| 20.52|
3| 3815|メディア | 261| 43| 19.72|
4| 6085|アキテクツSJ | 565| 80| 16.49|
5| 4425|Kudan | 3370| 467| 16.09|
6| 2983|アールプランナー | 770| 100| 14.93|
7| 5031|モイ | 317| 35| 12.41|
8| 9245|リベロ | 1315| 136| 11.54|
9| 2934|Jフロンティア | 3355| 285| 9.28|
10| 5246|ELEMENTS | 824| 69| 9.14|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7352|TWOST | 1301| -252| -16.23|
2| 9236|ジャパンM&A | 3640| -700| -16.13|
3| 6577|ベストワン | 2850| -505| -15.05|
4| 4583|カイオム | 140| -17| -10.83|
5| 5892|yutori | 7480| -810| -9.77|
6| 4075|ブレインズ | 980| -93| -8.67|
7| 5597|ブルーイノベ | 1266| -109| -7.93|
8| 4881|ファンペップ | 178| -15| -7.77|
9| 9211|エフ・コード | 5110| -400| -7.26|
10| 3905|データセク | 855| -65| -7.07|
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