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新興市場銘柄ダイジェスト:データセクは大幅反発、アクセルMがストップ高

2024年12月24日 17:37 銘柄/投資戦略

*17:37JST 新興市場銘柄ダイジェスト:データセクは大幅反発、アクセルMがストップ高 <4270> BeeX 2945 +65
続伸。23日の取引終了後に、企業が生成AIを安全かつ効率的に利用できる「AWS生成AI環境構築支援サービス」の提供を開始したことを発表し、好材料視されている。AWS生成AIツールキットを用いた環境構築により、生成AIエンジンを活用した開発を迅速に行うことが可能となり、企業における情報検索、会議の生産性向上やレポート作成のスピードアップなど、業務における実用的な導入・活用を強力にサポートするとしている。

<7707> PSS 230 +13
反発。中国のQuaeroと合弁会社設立の具体的な協議及び検討を開始することを発表した。同社の子会社であるNPSの事業再編に伴い、機器及び装置製造部門の有効活用による、同社とQuaero製品の生産を行うことを前提に、日本製理化学機器及び医療機器の生産数向上と輸出促進について協議を重ねた結果、より具体的な協議を行うことに至ったとしている。現在、同社グループでは理化学検査機器及び装置、抽出試薬、検査試薬の製造を行っているが、今回の協議の対象は理化学検査機器及び装置製造になるという。

<4576> DWTI 175 -11
大幅続落。東京証券取引所が24日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて続落している。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。

<4583> カイオム 243 -2
もみ合い。23日の取引終了後に、がん治療用候補抗体PCDCに関する日本における特許査定通知の受領を発表した。同特許は、ヒト化抗CDCP1抗体として創製されたがん治療用候補抗体PCDCに関連する特許であり、これまでに中国で特許が成立しており、現在、米国、欧州などで特許を出願中である。同社では現在、PCDCの導出活動を推進しており、同特許はPCDC導出活動を支える知財基盤を強化するものであるとしている。ただ、買い先行も上値は重い。

<3624> アクセルM 129 +30
ストップ高。ECオリパサービスブランド「アイリストレカ」などを営むcraftyの全株式を取得し、子会社とすることに向けた協議開始に関する基本合意書を締結したことを発表し、好材料視されている。craftyを完全子会社とすることにより、EC 部門によるオリパ専用サイトの垂直立ち上げが可能となる。また、craftyとの連携は、スパイラルセンス参入によるエンジニア部門の開発保守運用力の強化とともに、同社成長戦略に基づきトレカ事業EC領域の加速度的成長を実現するものである。

<3905> データセク 700 +41
大幅反発。23日の取引終了後に台湾のノートパソコンやクラウド向けサーバー等の電子機器における受託製造サービス(EMS)大手のQuanta Computerと業務提携に向けた基本合意書を締結したことを発表し、好材料視されている。両社の技術、製品、リソース及びネットワークを活用し、今後も需要拡大が見込まれるAIサーバー分野における最先端のNVIDIA社製GPUを搭載したサーバーの確保、及びAIデータセンターの運営などにおける協業を目的としている。 <ST>

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