SI Research Memo(6):2027年2月期は2期連続で2ケタ増収、営業利益は過去最高更新へ
*12:06JST SI Research Memo(6):2027年2月期は2期連続で2ケタ増収、営業利益は過去最高更新へ
■システムインテグレータ<3826>の今後の見通し
1. 2027年2月期の業績見通し
2027年2月期の連結業績は売上高で前期比13.3%増の6,300百万円、営業利益で同17.6%増の700百万円、経常利益で同8.9%増の620百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同12.7%減の400百万円を見込んでいる。売上高は2期連続の2ケタ増収、営業利益は7期ぶりに過去最高益を更新する見通しだ。持分法投資損失の拡大により営業外収支の若干の悪化を見込んでいるため、経常利益は1ケタ台の増益にとどまる。また、特別利益がなくなる影響により親会社株主に帰属する当期純利益は減益を見込んでいる。
ERP事業における受注状況は引き続き好調で、エンジニアの稼働率も高水準が続いている。このため開発体制の強化に向け、人材の採用も積極的に進める予定で、2026年春の新卒採用で11名が入社したほか、キャリア採用で30名程度を予定している。また、ベトナム子会社も受注動向に応じて増員を進めるほか、システム開発研究所のエンジニア(20名弱)についても、2027年2月期より同社の開発プロジェクトに参画する予定となっている。生成AIの活用については、全社員がAIリテラシーを身に付けるまで進んでおり、今後はより高度な次元で業務に生かすことで、さらなる生産性の向上を図る。
(1) ERP事業
ERP事業は前期比2ケタ台の増収増益を見込む。製造業向けを中心に主力の「GRANDIT」が堅調に推移するほか、エンジニアの増員が進むことで「SAP Cloud ERP」や「mcframe」など、その他のソリューション売上も前期の約7億円から約11億円に急成長する。利益率も前期と同様に高水準が続く見通しだ。
(2) Object Browser事業
Object Browser事業は売上高で前期比1ケタ台の増収増益を見込む。「Object Browser」シリーズは、買取型からストック型への移行を進めることもあり前期比横ばい水準となる見通しだが、2026年1月より開始した「プロジェクト管理研修サービス」とのクロスセルを推進することで、「OBPM Neo」の新規顧客獲得やアップセル拡大につなげ、MRRを積み上げる方針だ。
(3) AI事業
AI事業は売上高で前期比2.5倍増となる2億円弱を見込む。前期より開始したAIエージェント事業や検図AIサービスの拡大を見込む。特に、検図AIサービスについては顧客からの評価も高く、現在PoC中である5〜6社の本格導入を見込んでいる。利益面では、検図AIサービスの費用を含めても増収効果で黒字化する見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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