システムサポートホールディングス---2Qは2ケタ増収増益、クラウドインテグレーション事業を中心に受注が好調
*19:17JST システムサポートホールディングス---2Qは2ケタ増収増益、クラウドインテグレーション事業を中心に受注が好調
システムサポートホールディングス<4396>は5日、2025年6月期第2四半期(24年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.8%増の130.60億円、営業利益が同37.4%増の12.14億円、経常利益が同36.5%増の12.26億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同28.9%増の7.92億円となった。
クラウドインテグレーション事業の売上高は前年同期比39.7%増の46.65億円、セグメント利益は同54.2%増の7.66億円となった。顧客企業のDX需要の高まりを背景にAmazon Web Services(AWS)やServiceNow等のクラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が好調に推移し、またクラウドサービスへの移行後のリセール(ライセンス等の再販)が拡大した。
システムインテグレーション事業の売上高は同13.1%増の65.41億円、セグメント利益は同72.5%増の1.92億円となった。ERPパッケージ利用支援分野が好調に推移した。
アウトソーシング事業の売上高は同12.9%増の11.46億円、セグメント利益は同28.8%減の1.22億円となった。データセンター業務で月額利用料等のストック売上や顧客1社あたりの利用料が増加した一方、販売費及び一般管理費の配賦額が増加した影響を受けた。
プロダクト事業の売上高は同18.7%増の4.49億円、セグメント利益は同7.3%増の1.01億円となった。SHIFTEE(クラウド型シフト管理システム)及び就業役者(勤怠・作業管理システム)等の販売が好調に推移した。
海外事業の売上高は同122.3%増の2.57億円、セグメント利益は同69.5%増の0.52億円となった。事業譲受等によりシステムインテグレーション業務が増加した。
2025年6月期通期については、売上高は前期比20.8%増の266.03億円、営業利益は同31.7%増の22.00億円、経常利益は同25.9%増の21.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.2%増の14.59億円とする1月28日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
![](/assets/img/pro/news/logo_fisco.gif?id=1461d388143583c6f4a8efceacef4009)