精工技研---1Qは2ケタ増収・大幅増益、光製品関連が売上高・営業利益ともに第1四半期として過去最高に
*11:05JST 精工技研---1Qは2ケタ増収・大幅増益、光製品関連が売上高・営業利益ともに第1四半期として過去最高に
精工技研<6834>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.5%増の55.36億円、営業利益が同191.9%の11.76億円、経常利益が同149.7%増の11.90億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同206.3%増の9.46億円となった。
精機関連の売上高は前年同期比15.8%増の23.74億円、営業利益は同151.0%増の2.00億円となり、売上高は過去最高となった。車載用センサー関連部品の売上は堅調に推移したものの、車載用部品を量産するための金型の売上が減少した。一方、2024年10月に連結子会社化したエムジーは前連結会計年度の第4四半期より損益を算入しており、当第1四半期連結累計期間は、その損益が純増となった。
光製品関連の売上高は前年同期比53.1%増の31.62億円、営業利益は同202.0%増の9.76億円となった。売上高・営業利益ともに第1四半期として過去最高となった。生成AIの普及拡大を背景に世界中でデータセンターの建設が進み、光コネクタ等の光通信用部品の需要が増大した。これにより、光通信用部品や、光コネクタ研磨機・測定装置の売上高が大きく増加した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.1%増の220.00億円、営業利益が同6.5%増の30.00億円、経常利益が同4.0%増の31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の23.00億円とする期初計画を据え置いている。
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