日経平均は199円安、寄り後は下げ幅拡大
2025年08月01日 09:11
市況・概要
*09:11JST 日経平均は199円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は199円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなり、ダウ平均(0.74%下落)やナスダック総合指数(0.03%)に比べ下落率が大きかった。半導体に関しては、昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。さらに、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日134.08%と5月27日以来約2カ月ぶりに130%を超えて過熱感を強めており、市場の警戒要因となった。一方、外為市場で1ドル=150円80銭台と、昨日15時20分頃と比べ2円ほど円安・ドル高となったことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、引き続き好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
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