日経VI:小幅に上昇、金融イベント控え警戒感も
2025年09月17日 16:35
市況・概要
*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、金融イベント控え警戒感も
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比+0.04(上昇率0.17%)の24.17と小幅に上昇した。なお、高値は24.41、安値は23.63。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後の売り一巡後は日経225先物の下値は堅く、午前の時間帯はボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和し、日経VIは低下した。一方、市場では、日本時間明日未明のFOMCの結果発表や19日の日銀金融政策決定会合の結果発表などの金融イベントへの警戒感が意識され、日経VIは午後は昨日の水準を上回って推移する場面もあった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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