東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ感からの見直し買いで大幅反発
2025年01月24日 16:30
市況・概要
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ感からの見直し買いで大幅反発
1月24日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比14pt安の630pt。なお、高値は631pt、安値は615pt、日中取引高は3023枚。前日23日の米国市場のダウ平均は4日続伸。雇用関連指標が弱く、さらに半導体需要の低迷懸念浮上でハイテクが重しとなり、寄り付き後、軟調。その後、トランプ大統領がダボス会議での演説で、国内で史上最大の減税や規制緩和の計画を再表明したほか、金利の引き下げや原油価格の下落を要請するとの発言を受け、ダウは上昇に転じ終盤にかけ上げ幅を拡大した。
ナスダックは終日軟調に推移もプラスに転じ、終了。S&P500種指数は過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の617ptからスタートした。朝方は上値の重い値動きで推移したものの、日経平均株価と比べた出遅れ感からローテーションを含めた見直し買いが入り、指数は上げ幅を拡大。日銀の利上げ発表後も、「織り込み済み」との見方や「金融引き締めに向っていない」との思惑から、午後も堅調に推移。騰勢は衰えず、大幅反発となり、高値圏の630ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではGENDA<9166>やボードルア<4413>などが上昇した。
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