ポールトゥウィンホールディングス---25年1月期増収・営業利益増益、全ての業務で売上高が順調に伸長
*18:16JST ポールトゥウィンホールディングス---25年1月期増収・営業利益増益、全ての業務で売上高が順調に伸長
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は14日、2025年1月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.8%増の522.25億円、営業利益が同76.4%増の7.86億円、経常利益が同43.8%増の7.56億円、親会社株主に帰属する当期純損失が6.92億円(前期は19.20億円の損失)となった。
国内ソリューションの売上高は前期比4.5%増の245.90億円となった。同業務では、国内子会社において、ゲーム市場向けには、デバッグ、カスタマーサポート、ローカライズ、海外進出支援に関するサービス提供を行っている。Tech市場向けには、ソフトウェアテスト、環境構築、サーバー監視、データセンター運営、キッティングに関するサービス提供を行っている。Eコマース市場向けには、モニタリング、カスタマーサポートに関するサービス提供を行っている。Tech市場向けのソフトウェアテストやシステム開発は案件の大型化が進み、売上高成長を牽引した。
海外ソリューションの売上高は同25.8%増の202.41億円となった。同業務では、主に在外子会社において、デバッグ、ローカライズ、音声収録、カスタマーサポート、製品開発サポート、グラフィック開発に関するサービスを行っている。当年度は、海外のゲーム業界の環境が持ち直してローカライズやカスタマーサポートが増加したこと、音声収録の大型スポット案件の受注があったこと、Ghostpunch Games, LLCの事業譲受による新規連結寄与や円安効果によって売上高が大きく増加した。
メディア・コンテンツの売上高は同4.1%増の73.93億円となった。同業務では、主に国内子会社において、「IP360°展開」を主軸にアニメ制作、ゲームパブリッシング、グラフィック開発、マーケティング支援、バリアフリー字幕・音声ガイド制作に関するサービスを行っている。事業の選択と集中により不採算事業の撤退を進めつつも、アニメ制作では制作単価向上もあり売上高が増加した。
2026年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の550.52億円、営業利益が同52.9%増の12.02億円、経常利益が同53.2%増の11.58億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.10億円を見込んでいる。配当予想に関して、配当性向は100%を超えるものの、今後な業績成長見込み及び累進配当の方針に即して、16円予想で据え置く。
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