プロジェクトホールディングス---24年12月期は減収なるも4Qは黒字に転換
*15:00JST プロジェクトホールディングス---24年12月期は減収なるも4Qは黒字に転換
プロジェクトホールディングス<9246>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比16.0%減の52.79億円、営業損失が1.87億円(前年同期は8.53億円の利益)、経常損失が2.29億円(同8.32億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が3.93億円(同5.88億円の利益)となった。四半期ベースでは営業利益が黒字に転換している。
デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は計39.63億円(前年同期比 14.3%減)、セグメント利益は3.71億円(前年同期比76.8%減)となった。サービスごとの売上高は、コンサルティングサービスが34.78億円(前年同期比11.8%減)、マーケティングサービスが4.59億円(前年同期比22.2%減)、UIscopeサービスが0.24億円(前年同期比71.6%減)である。四半期ベースでは、新卒社員をはじめとする社内人員の稼働率向上による粗利率改善などを要因として前四半期対比で増収基調を継続している。
DX×テクノロジー事業の売上高は10.07億円(前年同期比16.3%減)、セグメント損失は0.86億円(前年同期は0.42億円の利益)となった。
DX×HR事業の売上高は3.09億円(前年同期比32.3%減)、セグメント利益は0.19億円(前年同期比80.0%減)となった。サービスごとの売上高は、HRソリューションサービスが1.61億円(前年同期比56.1%減)、ヘルスケアサービスが1.48億円(前年同期比64.9%増)である。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の54.00億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.20億円を見込んでいる。売上・営業利益ともに、プロジェクトHRソリューションズ社・DCXforce社の連結除外が前年対比で減収・減益要因となる一方、離職率が低下傾向にあり、採用が好調に推移しているデジタルトランスフォーメーション事業・DX×テクノロジー事業を中心に増収増益となる見込み。4月入社の新卒社員の人件費や採用費が上期のコストとなるため、営業利益は下期に偏重する見通し。
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