ガーデン Research Memo(9):2026年2月期の年間配当は前期と同額の90.0円、配当性向47.3%を予定
*11:09JST ガーデン Research Memo(9):2026年2月期の年間配当は前期と同額の90.0円、配当性向47.3%を予定
■株主還元策
1. 配当政策
ガーデン<274A>は、株主への利益還元を経営の最重要課題であると認識し、企業価値の継続的な拡大を図っている。また、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続する方針である。今後の株主への利益還元については、経営成績及び財政状態を総合的に勘案し、財務体質の強化、事業拡大のための投資などにも十分に留意しながら、安定的かつ継続的な利益還元を基本スタンスとして、配当性向40%以上を目標としている。なお、内部留保資金については、店舗の新設及び改装のほかに、人材の採用や教育など将来の利益に貢献する有効な投資資金として活用しつつ、より一層の財務体質強化にも努める。以上により、2026年2月期の年間1株当たり配当金は前期と同額の90.0円※、配当性向47.3%を予定している。
※ 前期の年間1株当たり配当金90.0円は、期末配当金80.0円に上場記念配当10.0円を加えた金額。
株主優待制度の対象店舗と内容を拡充
2. 株主優待制度
同社は、株主への還元を一層強化し、より多くの株主に同社事業への理解を深めてもらうため、株主優待制度の利用範囲を拡大した。今回の制度変更により、単品商品だけでなく、例えば「壱角家」の満腹セット大盛(家系ラーメン大盛と丼のセット1,600円前後※)や「山下本気うどん」の満腹セット(1,500円前後※)などのセットメニューでも「1品無料」が楽しめるようになる。また、「山下本気うどん」も対象となることで、北海道や岡山県などでも利用できるようになった。適用時期は、2025年8月末日時点の株主名簿に記載または記録され、同社株式を1単元(100株)以上保有している株主を対象とする。同社では、今後も株主との対話を重視し、企業価値の向上とともに、未出店地域向けなど株主優待制度の充実を図る。
※ 店舗によって価格・メニューの取り扱いが異なる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
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