プログリット---25年8月期は2ケタ増収増益、26年8月期より中間配当の実施を発表
*14:39JST プログリット---25年8月期は2ケタ増収増益、26年8月期より中間配当の実施を発表
プログリット<9560>は9日、2025年8月期決算を発表した。売上高が前期比29.1%増の57.47億円、営業利益が同45.9%増の12.02億円、経常利益が同47.8%増の12.07億円、当期純利益が同45.7%増の8.88億円となった。
同社は、英語コーチングサービス「プログリット」において、集中学習によって飛躍的に英語力を向上させるために、英語学習を継続させる習慣を身につけるためのコンサルタントによるサポート、顧客ごとにカスタマイズしたカリキュラムの設計、利便性の高い学習アプリによる学習環境、という主に3つの特徴において、継続的な品質向上と改善に取り組んでいる。また、リスニング力向上に有効なシャドーイングに特化したサブスクリプション型の英語学習サービスである「シャドテン」は引き続き学習コンテンツの拡充やアプリの顧客体験改善等による平均継続期間の増加等により、有料課金ユーザー数は堅調に推移しており同社の収益基盤として順調に成長している。前年度においてローンチしたスピーキング特化型サービス「スピフル」およびAI英会話サービス「ディアトーク」については、それぞれ順調に事業を推進している。スピフルは、スピーキング力向上に不可欠な口頭英作文と独り言英会話を実践し、AI添削による振り返りを行うサブスクサービスとして着実にユーザー数を拡大し、事業として立ち上がりつつある。ディアトークは、AI講師が学習者の興味関心や近況を分析・記憶し最適な英会話実践の場を提供するサービスであり、現在は機能改善や新規開発を行っており今後の成長に向けて展開を図っている。
2026年8月期通期の業績予想については、売上高が前期比23.5%増の71.00億円、営業利益が同18.1%増の14.20億円、経常利益が同17.9%増の14.24億円、当期純利益が同8.8%増の9.67億円を見込んでいる。
また、同社はこれまで年1回の期末配当を実施してきたが、2026年8月期より、株主への利益還元の機会を充実させるため、中間配当、期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを発表した。2026年8月期の配当予想は2025年8月期から3円の増配となる22円となる見込みで、そのうち中間配当は1株当たり11.00円、期末配当は1株当たり11.00円を予定している。
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