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東京為替:ドル・円は軟調、「有事のドル買い」の巻き戻し

2025年06月24日 17:17 市況・概要

*17:17JST 東京為替:ドル・円は軟調、「有事のドル買い」の巻き戻し 24日の東京市場でドル・円は軟調。イスラエルとイランの停戦合意が好感され、ドルは有事の買いの反動で早朝の146円17銭から下落基調に。株高に振れたものの、その後も下値を切り下げた。午後もドル売り地合いを強め、夕方に145円00銭まで下落した。
・ユーロ・円は169円27銭から168円20銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.1575ドルから1.1623ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,779.18円、高値38,990.11円、安値38,665.61円、終値38,790.56円(前日比436.47円高)
・17時時点:ドル・円145円10-20銭、ユーロ・円168円20-30銭
【要人発言】
・トランプ米大統領
「本来なら少なくとも2-3%は金利を下げるべきだ」
「議会にはこの非常に愚かで頑固な人物(FRB議長)をしっかり問い詰めてほしい」
「彼(パウエルFRB議長)の無能のツケを何年も払い続けることになるだろう」
・ネタニヤフ・イスラエル首相
「イランとの停戦に同意した」
「イランの核と弾道ミサイルの脅威を取り除く目標を達成」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「市場の混乱があっても、ECBは依然として利下げが可能」
「ECBの金利は中立水準に戻った」
「中立金利は最終的な金利ではない」
「原油価格だけでは反応方針を決める十分な指標にはならない」
・イスラエル軍
「安全上の事案は終了。シェルターから退避しても構わない」
・アラクチ・イラン外相
「イスラエルが攻撃を停止すれば、我々も対応を続けるつもりはない」
・ヴァンス米副大統領
「トランプ大統領と共に停戦合意の実現に取り組んでいる」
「イランが核開発計画を再構築しないことを望み、長期的な解決策の構築を目指す」
「今後数時間は国際的な承認を巡るさらなる調整が続く見込み」
「最大の懸念は、イランのウラン濃縮度が60%から90%に達するかどうか」
・林官房長官
「参院選は7月3日公示・20日投開票を決定」
【経済指標】
・独・6月IFO企業景況感指数:88.4(予想:88.1、5月:87.5)


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