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日経平均は62円高でスタート、スクリーンHDやゆうちょ銀行などが上昇

2025年12月24日 09:21 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均; 50,475.48 ; +62.61TOPIX; 3422.35 ; -0.90

[寄り付き概況]
 24日の日経平均は62.61円高の50,475.48円と4日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は79.73ドル高の48442.41ドル、ナスダックは133.01ポイント高の23561.84で取引を終了した。金利高を嫌気し、寄り付き後、軟調に推移。
その後、7-9月期の国内総生産(GDP)で消費が支援し2年ぶりの高成長となった結果を受け、景気に楽観的な見方が広がり相場を押し上げた。ハイテクも強く、終盤にかけ上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で一時上昇した米長期金利がその後は弱含みとなったことも株式市場で安心感となった。さらに、日経平均が一昨日に25日移動平均線を回復した後、昨日も底堅く推移したことから、株価の腰は強いとの見方もあった。一方、クリスマス休暇となっている海外投資家も多いとみられ、積極的な買いは限定的との指摘があったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、PRONI<479A>、フツパー<478A>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、医薬品、その他製品、鉄鋼、化学、電気・ガス業などが値上がり率上位、空運業、保険業、情報・通信業、鉱業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、住友鉱<5713>、洋エンジ<6330>、アドバンテスト<6857>、ゆうちょ銀行<7182>、パナHD<6752>、第一三共<4568>、キオクシアHD<285A>、中外薬<4519>、信越化<4063>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、伊藤忠<8001>などが上昇。他方、オークマ<6103>、三井E&S<7003>、ソフトバンクG
<9984>、サンリオ<8136>、ソニーG<6758>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>、住友電工<
5802>、三井海洋<6269>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、すかいらーくHD<
3197>などが下落している。

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