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豪ドル週間見通し:もみ合いか、イスラエルとイランは戦闘継続の可能性

2025年06月14日 14:17 市況・概要

*14:17JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、イスラエルとイランは戦闘継続の可能性 ■弱含み、中東情勢悪化でリスク回避の豪ドル売り強まる

今週の豪ドル・円は弱含み。米中貿易交渉の進展を期待して一時94円台後半まで豪ドル高・円安に振れる場面があったが、イスラエルによるイラン攻撃を受けて週末前にリスク回避の豪ドル売りが広がった。豪ドル・円は一時92円台前半まで下落。取引レンジ:92円32銭-94円75銭。

■もみ合いか、イスラエルとイランは戦闘継続の可能性

来週の豪ドル・円はもみ合いか。イスラエルとイランは戦闘継続の可能性があることから、欧米、アジアの株安が警戒されている。このため、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは抑制される見込み。ただし、原油高が続いた場合、豪ドル・円は下げ渋る可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:5月失業率(予想:4.1%、4月:4.1%)

予想レンジ:92円00銭-95円00銭


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