日経平均は680円安でスタート、東エレクや三菱UFJなどが下落(訂正)
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;40118.81;-680.79TOPIX;2904.07;-44.58
[寄り付き概況]
8月4日の日経平均は前営業日比680.79円安の40118.81円と大幅続落でスタート。1日の米国市場でダウ平均は542.40ドル安の43588.58ドル、ナスダックは472.32ポイント安の20650.13で取引を終了。トランプ政権による高関税発動や予想を下回った雇用統計を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたISM製造業やミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回り、経済に悲観的な見通しが強まり一段安となった。
アマゾン(AMZN)の決算に失望した売りもナスダックを押し下げた。トランプ大統領がソーシャルメディア投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明を受け、適切な地域に原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で一段と売りに拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物は大阪比860円安の40000円。本日の日経平均は売りが先行。そのまま下げ幅を広げて、心理的な節目の40000円を割り込んでおり、落ち着き待ちの展開に。
東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、IHI<7013>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>
などが下落。一方、イビデン<4062>などが上昇。業種別では、銀行、鉱業、保険などが下落率上位で推移。
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