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後場の日経平均は151円高でスタート、三越伊勢丹やSUMCOなどが上昇

2025年06月11日 12:59 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38363.05;+151.54TOPIX;2785.99;-0.25


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比151.54円高の38363.05円と、前引け(38385.37円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38330円-38380円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=144.90-145.00円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅高で始まった後は下値の堅い展開で0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で底堅く推移し0.9%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。前場の日経平均が、昨日に続き38500円近辺で売りに押される展開となっていることから、上値の重さが改めて意識されているようだ。一方、外為市場で朝方に比べやや円安・ドル高方向への動きとなっていることなどが、株式市場で安心感となっているもよう。

 セクターでは、パルプ・紙、サービス業、金属製品が上昇率上位となっている一方、その他製品、保険業、非鉄金属が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、SUMCO<3436>、マイクロニクス<6871>、三越伊勢丹<3099>、KOKUSAI<6525>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、メルカリ
<4385>、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>が高い。一方、日野自<7205>、IHI<7013>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、三井E&S<7003>、任天堂<7974>、古河電工<5801>、三菱電<6503>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>が下落している。

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