欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米緩和観測の後退や総選挙にらみの円売りで
2026年01月13日 17:51
市況・概要
*17:51JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米緩和観測の後退や総選挙にらみの円売りで
13日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米インフレ指標がほぼ想定に沿った内容なら利下げ観測は後退し、ドル買い先行の見通し。また、円安けん制が意識されるものの、解散・総選挙をにらんだ円売りがドルを支えるだろう。
前日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に関連する訴追示唆報道を背景に、今後の金融政策の独立性に懸念が広がり、ドル売りが先行。ただ、警戒は徐々に和らぎドルに買戻しが入ると、ユーロ・ドルは1.17ドル付近から1.1660ドル台に失速し、ドル・円は157円70銭台から158円10銭台に浮上。本日は3連休明けの東京株式市場で日経平均株価の急伸で円売りが強まり、ドル・円は158円台で上値を伸ばした。
この後の海外市場は、今晩の米消費者物価指数(CPI)が焦点。市場予想とほぼ一致する内容なら追加利下げが見送られるとの観測が強まり、米金利高・ドル高の展開に。パウエル議長の刑事告発問題は一服し、ドル売りも後退。もっとも、ドル・円は高値圏が続けば、日本の為替当局による円安けん制が意識されやすい。半面、国内では衆院解散・総選挙の可能性が報じられ、政治情勢の不透明感と高市政権の積極財政への思惑から円売りが主要通貨を下支えしよう。
【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・12月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.7%、11月:+2.6%)
・24:00 米・10月新築住宅販売件数(予想:71.5万件)
<AK>