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3月12日のNY為替概況

2025年03月13日 04:16 市況・概要

*04:16JST 3月12日のNY為替概況 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円19銭まで上昇後、148円11銭まで反落し、引けた。

米2月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びが鈍化し、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測が強まりドル売りが優勢となったのち、関税が物価を押し上げるとの根強い観測に長期金利が高止まりとなったためドル買いが強まった。トランプ大統領が自動車への関税発動を明確化したほか、欧州連合(EU)の報復関税に対応するとの発言を受けて貿易摩擦深刻化を警戒したリスク回避の動きや10年債入札の順調な結果を受け、反落。

ユーロ・ドルは1.0930ドルまで上昇後、1.0880ドルまで反落し、引けた。欧州連合(EU)が米国製品に報復関税を発表、トランプ大統領は報復関税に応じる姿勢を示し、ユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は162円31銭から161円41銭まで反落。

ポンド・ドルは1.2988ドルまで上昇後、1.2924ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8802フランへ下落後、0.8852フランまで上昇した。

【経済指標】

・米・2月消費者物価指数:前年比+2.8%(予想:+2.9%、1月:+3.0%)
・米・2月消費者物価コア指数:前年比+3.1%(予想:+3.2%、1月:+3.3%)
・米・2月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、1月:+0.5%)
・米・2月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、1月:+0.4%)
・米・2月財政収支:-3070億ドル(予想―3080億ドル、前年同月-296.3億ドル)


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