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NY為替:米6月CPIは関税の影響示唆、金利上昇、ドル続伸

2025年07月16日 06:14 市況・概要

*06:14JST NY為替:米6月CPIは関税の影響示唆、金利上昇、ドル続伸 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円68銭から149円02銭まで上昇し、148円85銭で引けた。米7月NY連銀製造業景気指数が予想外のプラスに改善、さらに、米6月消費者物価指数(CPI)でトランプ政権の関税策による一部価格上昇の証拠が示されたため、インフレ長期化による年内の利下げ観測後退で米長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.1690ドルへ強含んだのち、1.1593ドルまで下落し、1.1603ドルで引けた。ユーロ・円は172円53銭から173円08銭まで上昇した。独7月ZEW景気期待指数が予想以上に改善し、ユーロ買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3467ドルまで上昇後、1.3379ドルまで下落。ドル・スイスは0.7957フランへ弱含んだのち0.8025フランまで上昇した。

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