東証グロ-ス指数は反落、買いが続かず前日の上昇銘柄が売り優勢に
*17:04JST 東証グロ-ス指数は反落、買いが続かず前日の上昇銘柄が売り優勢に
東証グロース市場指数 902.81 -4.27 /出来高 1億2691万株/売買代金1276億円東証グロース市場250指数 714.12 -4.73 /出来高8676万株/売買代金1069億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに反落。値上がり銘柄数は224、値下り銘柄数は291、変わらずは43。
25日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は242.74ドル高(+0.64%)の38049.13ドル、ナスダックは28.58ポイント高(+0.18%)の 15510.50、S&P500は25.61ポイント高(+0.53%)の4894.16ポイントで取引を終了した。寄り付きから上昇。朝方発表された2023年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比3.3%増と市場予想を上回る強さを見せた一方、インフレの落ち着きが確認されたことで米経済のソフトランディング期待が高まった。ナスダックは決算が失望された電気自動車メーカーのテスラが押し下げ、下落に転じる場面もあったが持ち直した。
東証グロース市場は、前日終値水準で寄り付いた後、前日の勢いがそのまま続き、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに上げ幅を拡大する場面が見られた。ただ、買いは続かず、前日買われた銘柄を中心に利益確定の流れが強まった。プライム市場では半導体株を中心に売り優勢となった一方、グロース市場の売りは限定的。これは、1月に入ってさほど上昇していなかったから、目立った売りが入らなかっただけと見られる。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに反落となった。
個別では、前日ストップ高となったGENDA<9166>は、朝方やや買われたが、すぐに利益確定売りに押された。また、送金詐欺による資金流出被害が判明した3Dマトリクス<7777>も売られた。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、ispace<9348>が売られた。値下がり率上位には、ヘリオス<4593>、アルー<7043>が名を連ねた。
一方、国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売について、引き続き3月までの承認取得を目指すと発表したサンバイオ<4592>が大幅高。また、NTT東が外観検査アプリ「Impulse」導入したことが引き続き材料視されてブレインズ<4075>も買われた。時価総額上位銘柄では、MacbeeP<7095>、BASE<4477>が買われた。値上がり率上位では、サークレイス<5029>、アライドアーキテクツ<6081>、ピアズ<7066>
がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、MacbeepP、BASEのほか、ティーケーピー<3479>、シーユーシー<9158>が上昇。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4075|ブレインズ | 1325| 300| 29.27|
2| 7689|コパ | 621| 100| 19.19|
3| 5029|サークレイス | 651| 100| 18.15|
4| 7066|ピアズ | 715| 71| 11.02|
5| 5246|ELEMENTS | 426| 41| 10.65|
6| 4592|サンバイオ | 571| 50| 9.60|
7| 6081|アライドアーキ | 472| 41| 9.51|
8| 2479|ジェイテック | 277| 24| 9.49|
9| 9258|CS-C | 367| 26| 7.62|
10| 7069|サイバー・バズ | 1392| 95| 7.32|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7793|イメージ・マジック | 1714| -186| -9.79|
2| 2402|アマナ | 44| -4| -8.33|
3| 4593|ヘリオス | 145| -11| -7.05|
4| 7083|AHCグループ | 839| -60| -6.67|
5| 9166|GENDA | 3275| -225| -6.43|
6| 7777|3Dマトリクス | 124| -8| -6.06|
7| 5582|グリッド | 3220| -195| -5.71|
8| 4391|ロジザード | 1865| -108| -5.47|
9| 7342|ウェルスナビ | 1739| -96| -5.23|
10| 4444|インフォネット | 1200| -62| -4.91|
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