新興市場銘柄ダイジェスト:揚羽、セカンドサイトがストップ高
*16:15JST 新興市場銘柄ダイジェスト:揚羽、セカンドサイトがストップ高
<7320> 日本リビング保証 2639 +170
大幅続伸。トヨタ自動車<7203>が運営する中古車両整備機器の売買WEBサービス「メカコミ」に保証サービスを提供すると発表している。自動車整備機器のセカンダリーマーケットを保証面からサポートする。保証対象機器はメカコミに参画する中古設備業者が販売する販売価格1万円以上の中古設備(リフト、タイヤチェンジャー、ホイールバランサーなど)で、保証期間は購入日または設備設置のいずれか遅い日から1年間。
<4882> ペルセウス 414 -35
大幅に続落。日本抗体学会学術大会で取締役の萩原真二氏が12月1日に抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX-T003」に関する講演を行うと発表している。血液がんに及ぼす薬効評価などについて説明するという。ただ、ペルセウスプロテオミクス株は目立った材料が見当たらない中で今月15日から買いが膨らみ、20日には年初来高値まで急騰していた。このため、買い一服感から利益確定売りに押される展開が続いているようだ。
<3900> クラウドW 1459 +113
大幅に反発。SBI証券が20日付で「目指せテンバガー!アナリストが増益予想の中小型10選」と題し、クラウドワークスについて「業績は拡大基調」などと解説したことが買い手掛かりとなっているようだ。同証券が「テンバガー銘柄。今期は過去最高業績を更新予定」と伝えたシンメンテホールディングス<6086>も3日ぶりに反発しているほか、同様に10選に入った日本リビング保証<7320>も買い優勢となっている。
<9330> 揚羽 2190 +400
連日でストップ高を記録。前日に新規上場して公開価格(1400円)を6.4%上回る1490円で初値を付けた後、買いが殺到している。顧客のリクルーティングやコーポレートブランディング領域でのブランド浸透・構築支援が事業の柱で、23年9月期の営業利益予想は前期比19.9%増の1.35億円。好業績見通しが評価されていることに加え、初値が市場予想(2400円程度)を下回ったことから投資家の買い意欲が刺激されているようだ。
<5028> セカンドサイト 1404 +300
ストップ高。10月12日を基準日として1株につき3株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。また、80万株(3.00億円)を上限として自社株買いを実施する。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は分割後換算で9.56%。取得期間は10月13日から24年10月12日まで。株主への利益還元及び経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を行うことが目的。
<6696> トラースOP 352 +11
大幅に3日ぶり反発。流通小売店舗向けDX製品「店舗の星」に関する特許を取得したと発表している。インターネット上に多数存在する一般消費者のレビュー評価をリアル店舗に陳列される商品に対して「見える化」する技術で、自社が展開する「店舗の星」が今回の特許を利用したソリューションであるとしている。PCT(特許協力条約)国際特許申請手続きで特許を取得しており、「店舗の星」を展開予定の各国への移行手続きを進める。
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