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【市場反応】米2月住宅着工件数は1月から大幅回復、ドル買い優勢

2025年03月18日 22:06 市況・概要

*22:06JST 【市場反応】米2月住宅着工件数は1月から大幅回復、ドル買い優勢 米2月住宅着工件数は前月比+11.2%の150.1万戸と、1月135万戸から予想以上に増加し、悪天候により落ち込んだ1月から回復した。同月住宅建設許可件数は前月比-1.2%の145.6万戸と、8月147.3万戸から減少も予想を上回った。

米2月輸入物価指数は前月比+0.4%と、1月と同水準の伸び。輸出価格は前月比+0.1%と、減少予想に反し、予想外にプラス圏を維持した。関税の影響が懸念されている。米3月ニューヨーク連銀サービス業活動は-19.3と、2月-10.5からさらに低下し、6か月連続のマイナス。

住宅着工件数の予想以上の回復を受け、10年債利回りは4.33%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は149円70銭から149円93銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0293ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2975ドルから1.2952ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・2月住宅着工件数:150.1万戸(予想138.5万戸、1月135万戸←136.6万戸)
・米・2月住宅建設許可件数:145.6万戸(予想:145.3万戸、8月:147.3万戸)
・米・2月輸入物価指数:前月比+0.4%(予想0%、1月+0.4%←+0.3%)
・米・3月ニューヨーク連銀サービス業活動:-19.3(2月-10.5)

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