日経平均は246円高でスタート、レーザーテックや太陽誘電などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;67989.74;+246.24TOPIX;4064.96;+25.98
[寄り付き概況]
15日の日経平均は246.24円高の67989.74円と続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は反発。ダウ平均は9.63ドル高の52508.27ドル、ナスダックは233.83ポイント高の26107.01で取引を終了した。対イラン攻撃強化やIBMが重しとなり、寄り付き後、まちまち。消費者物価指数(CPI)の鈍化で利上げへの警戒感が後退するに連れ相場は持ち直した。長期金利の低下を好感し、ナスダックは上昇。終盤にかけ、ダウも上昇に転じた。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.90%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.54%上昇と、ダウ平均(0.02%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で人工知能(AI)関連株や主力半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が弱含みで推移したことも東京市場で安心感となった。さらに、国内主要企業の3-5月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、米国とイランの軍事的な衝突が続き、原油輸送の正常化には時間がかかるとの見方が強く、投資家心理を慎重にさせた。また、米国で今晩、昨日に続いてウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されているほか、6月の米卸売物価指数(PPI)発表、蘭ASMLの決算発表など重要イベントが控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比12.4%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は4.1%減だった。今日は日本時間午前に、4-6月期の中国GDP、6月の中国工業生産高、6月の中国小売売上高などが発表される。
セクター別では、証券商品先物、銀行業、保険業、石油石炭製品、非鉄金属などが値上がり率上位、サービス業、情報・通信業、精密機器、医薬品、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、太陽誘電<6976>、キオクシアHD<285A>、イビデン<4062>、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、野村<8604>、JX金属<5016>、荏原製<6361>、三井住友<8316>、伊藤忠<8001>、ディスコ<6146>、第一ライフ<8750>、りそなHD<8308>、古河電工
<5801>、三井金属<5706>などが上昇。他方、NEC<6701>、富士通<6702>、日立<6501>、サンリオ<8136>、川崎重<7012>、IHI<7013>、ソフトバンクG<9984>、村田製<6981>、リクルートHD<6098>などが下落している。
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