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米国株高を映して買い戻し先行へ

2025年10月02日 08:25 銘柄/投資戦略

*08:25JST 米国株高を映して買い戻し先行へ [本日の想定レンジ]
1日のNYダウは43.21ドル高の46441.10ドル、ナスダック総合指数は95.15pt高の22755.16pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比285円高の44825円だった。本日は前日までの下げの反動や、前日の米国株高を受け、買い戻しの動きが先行して始まることが想定される。前日は名実ともに下期入りしたことに伴う益出し売りなどが先行し、下値を探る展開となり、5日移動平均線(45127円)を4営業日連続して下回った。ローソク足は4本連続して陰線を形成し、2日連続して黒三兵を描き、足元での売り圧力の強さを窺わせた。ただ、前日までの4営業日で1200円超下落したほか、前日の米国市場は金利低下などを背景に堅調に推移したため、ひとまず買いが先行しそうだ。ナイトセッションの225先物も44860円まで上昇していることも投資家心理を上向かせる材料になるだろう。米政府機関の閉鎖により雇用統計など重要経済指標の発表に遅れが出てくるが、国内では4日に自民党総裁選の投開票が控えているだけに、イベント待ちの状況に変化はないだろう。ただ、米政府機関の閉鎖による景気の先行き懸念を受けたドル売りから、円相場が一時1ドル=146円台半ばまで円高が進む場面があり、輸出採算の悪化に対する懸念は相場の上値を抑える要因になるかもしれない。上値のめどは、節目の45000円や5日線、9月19日高値(45852円)、下値のめどは節目の44000円や25日線(43975円)心理的な節目の43500円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限44900円-下限44300円

<SK>

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