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新興市場銘柄ダイジェスト:和心は大幅反落、ジモティーが続伸

2025年09月30日 15:55 銘柄/投資戦略

*15:55JST 新興市場銘柄ダイジェスト:和心は大幅反落、ジモティーが続伸 <7707> PSS  208  -1
もみ合い。29日の取引終了後に、PHCと共同開発した医療機器、移動式免疫発光測定装置「パスファースト」の改良型モデルに関する製造委託契約を新たに締結したと発表したが、上値は重い。同社とPHCは2004年から複数回に渡り製造委託契約を締結してきた。同改良型モデルでは初期モデルから採用されているPSS独自技術“Magtration Technology”を継続して搭載しつつ、デザインの刷新および機能の追加を行うことで、ユーザビリティの向上を図っている。

<3987> エコモット  470  -2
もみ合い。29日の取引終了後、IoTによる水門遠隔操作の実証実験を青森県弘前市で開始した。ジェミオと共同で、岩木川土地改良区と青森県弘前市が管理する水門において、同社のIoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」を用いた水門遠隔操作の実証実験を25年9月から正式に開始した。今後、両社は同実証実験を通じて得られたデータやノウハウを活かし、同様の課題を抱える他の施設への「FASTIO」導入も目指し、地域社会の防災・減災と効率化に貢献していくとしている。

<9271> 和心  920  -28
大幅反落。東京証券取引所(東証)が30日売買分から信用取引の臨時措置を解除した。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。ただ、株価に対する反応は限定的で、売りに押されている。

<6255> NPC  672  -5
続落。今後市場拡大が見込まれるペロブスカイト型太陽電池の前工程への参入を目指し、前工程に必要なインクジェット技術を有する韓国Gosan Techとの間で、ペロブスカイト太陽電池向け装置における業務提携を目的とした基本合意書を締結することを発表し、好感されている。同社の太陽電池市場における実績及び装置技術と、Gosanのインクジェット技術を活用し、ペロブスカイト型太陽電池向けインクジェット塗布装置を両社で開発・製造し、国内及び米国を中心とした太陽電池メーカー向けに販売していく。

<4572> カルナバイオ  216  -4
続落。29日の取引終了後に、CDC7阻害剤monzosertibを用いた治療方法に係る米国における特許査定を発表、買い先行も上値は重い。米国特許庁の審査を受けた結果、特許権を付与するに値すると判断され、特許査定をうけた。この後、一定期間内に登録料を支払うことにより特許登録となる。今回の発明は、monzosertibの新たな投与方法(用法)および投与量(用量)を見出したことを特徴とするがんの治療方法に関するもので、今回の米国の他、既に日本、オーストラリアでも特許が成立済である。

<7082> ジモティー  1625  +31
続伸。カメラのキタムラとリユースの促進と持続可能な地域社会の実現を目的とした業務提携契約を締結したと発表、好材料視されている。今回の提携に基づき、カメラのキタムラはジモティーが運営する官民連携のリユース拠点「ジモティースポット」のフランチャイズ(FC)に加盟し、店舗展開を開始する。同社が持つ国内最大級の地域情報プラットフォームとカメラのキタムラが持つ全国の店舗網や長年の店舗運営で培われた信頼を掛け合わせることで、より良い顧客体験の提供と持続可能な社会の実現に繋げるとしている。 <ST>

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