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日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和

2025年06月03日 16:35 市況・概要

*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-0.52(低下率2.07%)の24.57と低下した。なお、高値は24.77、安値は24.23。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、米中貿易協議の進展が期待される一方、引き続きトランプ米政権の政策を巡る不透明感が意識されている。こうした強弱材料が混在する中、今日は取引開始後に日経225先物が午前の中頃からは売りに押されたものの、下値が堅かったことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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